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「100分de名著」とル・ボン『群衆心理』と武田砂鉄氏の「連帯」

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前回の記事で、NHKの番組「100分de名著」が政治的に左寄りの偏向があり、古典的な著作を使ってそのような政治的主張を行っているのでないかという疑いを書き、例としてなぜか著作家(?)の武田砂鉄氏がル・ボンの『群衆心理』の解説を担当していたことを挙げました。

「100分de名著」のXアカウントが閉鎖されると聞いて
X((旧Twitter)と書いたらオウム真理教や統一教会っぽいですね)を見ていたら、NHKの番組「100分de名著」の公式Xアカウントが閉鎖するというポストがトレンドになっていたようでした。惜しむ声がそれなりにあったからトレンドになったのだ...

その後Xで情報収集していたら、武田砂鉄氏によるル・ボンの『群衆心理』についてのテキストを引用しているアカウントを見つけ、その内容に首を傾げました。

私は人がいいので、わざわざ引っ越し段ボールの中から講談社学術文庫から出ている『群衆心理』の翻訳書を発掘してざっと目を通してみましたが、当然ながら現代の左翼が好みそうな「連帯」という言葉など出てきませんし、まして「権力を持つ人々が連帯を怖がっている」などという話とは全く関係のないものです。どうやったらこんな主張を引き出せるのか疑問です。必死になって自分たちはル・ボンが批判的に論じている「群衆」には当てはまらないと抗弁しているようにしか思えません。やはり、自分たちの奉じる政治的主張のプロパガンダのために古典をダシにしているにすぎないのでないかとの疑惑はさらに深まりました。情けないことに内容もほとんど忘れてしまっていて深く読み直したわけではないので、歪曲・捏造とまで断言することはできませんが。こういうのって、好き勝手なことを言うのは簡単なんですが、それが正しいのか検証するのは労力がかかるから面倒くさいんですよねえ…。

それにしてもこのアカウントの方、私が引用したポストもなかなかですが、他のポストも見たら、その手の没個性的な左翼が好みそうなリポストばかりでした。いくつくらいの方かは知りませんが成人済み腐女子ですか……。

「100分de名著」の視聴率が高いのかどうか知りませんが、公平に物事を見ることを大切にしている人は私のように脱落して、現在は番組自体偏った人達によるエコーチェンバーのようになっているのかもしれません。先程の方も、ウソか本当かわからないようなことを書かれている解説テキストの記述を心を落ち着かせるために読んでいたとのことで、これならお下品な表現かもしれませんがマスターベーション以上のものではありません。いや、翻訳でええから原著を読みなはれと言いたいです。難しいですがまだとっつきやすい文章だと思いますし、新品を買っても1000円ちょっとですよ。こんな番組ならなくしたほうが社会のためじゃないでしょうか。

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