もう何年も慢性的に左耳が痒く、良くなったり悪くなったりの繰り返しで、土曜日に市販の耳用ステロイド薬を綿棒につけて塗っていたら、奥まで差し込みすぎてしまったらしく先が耳の奥に詰まって取れなくなってしまいました。翌日は日曜ですから病院は休みです。片耳が聞こえにくくなったとはいえ、急を要するようなものでもないと感じたため、月曜まで待って耳鼻科を受診することにしました。もう何年も前に鹿児島に住んでいたときにも行ったことのある耳鼻科です。
夕方前にWEBから予約したところなんと待ち人数は50人ほどでした。このあたりに耳鼻科は少なくないのですが一つの耳鼻科を受診する人がそんなにいるのは驚きです。でもネット上で待ち人数を確認できるので、診察室でずっと待つ必要がないのはいい時代になったものです。
さて、結局私の番号が近くなったのはもう夜になってから、診療所に入ってから診察室に入るまで30分近く待ちました。まあでもスペイン語の単語帳を開いていたらあっという間です。
診察室に通されると先生はピンセットですぐに綿棒を取ってくれ、左耳だけでなく右の耳垢の吸引までしてくれました。しかも左右どちらにも炎症があることがわかり、抗生物質が入った点鼻薬を出され、さらに「まじでやめよう耳掃除」と題が書かれた啓発用の紙まで渡されました。それによると大抵の人は耳掃除自体不要なのだそうです。他にも「ろうそくで耳掃除(イヤーキャンドル)は禁止」と書かれていましたが、さすがにそんなバカげたことは聞いたことさえありませんでした。
ともかく結局これまで市販のステロイドを塗っていたはずが、薬が効いていなかったのか綿棒を差し込んでいたことでかえって傷をつけていたのか何の効果もなかったことがわかりました。ちなみに抗菌作用のあるサルファ剤などが入った「パピナリン」も使ったことがありますがそちらも何の効果もありませんでした。このまま自己流でだらだら続けていても逆効果で、受診したのは怪我の功名だったかもしれません。
先生は手際が良かっただけでなく説明も丁寧で好感が持てる人でした。熊本で耳鼻科を受診したときは流れ作業のようで、ここまで丁寧に診てもらえなかった気がします。こういう耳鼻科なら長時間待っても受診する価値はあると思います。もう結構お年を召していて一日に下手したら100人以上を診るのはなおさら大変だと思いますが、長く続けて欲しいですし、耳鼻科に限らずこういうクリニックが増えてくれたらと思いました。

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